JIS A5373 プレキャストプレストレストコンクリート製品
 平成23年3月23日改正 日本工業標準調査会 審議(日本規格協会 発行)(より抜粋標記してあります。)
A-1.2 種類(*防球フェンスで使用するコンクリートポール)
  ポールの種類は、1種及び2種とする。
  a)1種は、寸法及びひび割れ試験荷重によって、推奨仕様A-1表1のとおり区分する。
  b)2種は、寸法及びひび割れ試験曲げモーメントによって、推奨仕様A-1表2のとおり区分する。
    推奨仕様A-1 表1-寸法及びひび割れ試験荷重(1種)
長さ L m荷重点の高さ m支持点の高さ l’ m  ひび割れ試験荷重 KN
末口径
120mm 140mm190mm220mm
7 5.55 1.2 - 1.5 - -
8 6.35 1.4 - 1.5
2.0
4.3 -
9 7.25 1.5 2.0 2.5 3.5
4.3
5.0
-
10 8.05 1.7 2.0 2.5 3.5
5.0
-
11 8.85 1.9 2.0 - 3.5
5.0
-
12 9.75 2.0 - - 3.5
5.0
7.0
-
13 10.55 2.2 - - 3.5
5.0
7.0
-
14 11.35 2.4 - - 3.5
5.0
7.0
-
15 12.25 2.5 - - 5.0
7.0
10.0
-
16 13.25 2.5 - - 5.0
7.0
10.0
10
15
17 14.25 2.5 - - 5.0
7.0
10.0
10
15
 テーパは1/75とする。
    推奨仕様A-1 表2-寸法及びひび割れ試験曲げモーメント(2種)
長さ L m 荷重点の高さ m 支持点の高さ l’ m  支持点におけるひび割れ試験曲げモーメント KN・m
N形T形
直径直径
300mm 350mm400mm350mm
8 6.35 1.4 65 50
65
- -
9 7.25 1.5 65 50
65
- -
10 8.05 1.7 65 50
65
75
- -
11 8.85 1.9 65 50
65
75
110 90
110
12 9.75 2.0 65 50
65
75
110 90
110
13 10.55 2.2 - 65
75
110 90
110
14 11.35 2.4 - 75 - -
 注意 N形及びT形は、曲げモーメントの分布によって区分した形別記号であり、形別における曲げモーメントの大きさ及び分布図を、下図に示す。
 (図が入ります。)
A-1.3 性能
A-1.3.1
 ポール1種の本体の曲げ強度は、A-1.6.2に規定する曲げ強度試験を行い、推奨仕様A-1表1に示すひび割れ試験荷重を加えた時、幅0.25mmを超えるひび割れが発生してはならない。このひび割れ試験荷重を除荷したとき、幅0.25mmを超えるひび割れが残留してはならない。また、ポール1種は、推奨仕様A-1表1に規定するひび割れ試験荷重の2倍の値で破壊してはならない。
 2種の本体の曲げ強度は、A-1.6.2に規定する曲げ強度試験を行い、推奨仕様A-1表2に示すひび割れ試験曲げモーメントを加えた時、幅0.25mmを超えるひび割れが発生してはならない。このひび割れ試験曲げモーメントを除荷したとき、幅0.05mmを超えるひび割れが残留してはならない。また、ポール2種は推奨仕様A-1表2に規定するひび割れ試験曲げモーメントの2倍の値で破壊してはならない。
A-1.3.2 形状、寸法及び寸法の許容差
 (コンポール製造許容差を表示しています。)
・・・コンクリートポールは所定の検査にすべて合格しているものとして話を進めます。・・・
  コンクリートポールを”防球フェンス”として使用したときの、応力基準はありません。